テレビの向こうでは審査員が爆笑しているのに、自分だけ置いてけぼり……。 ヨネダ2000のネタを見て、そんな 「孤独」 を感じませんでしたか?

あれのどこが漫才なの?
もしそう感じたとしても、安心してください。あなたの感性が鈍いわけでも、お笑いのセンスがないわけでもありません。
ズバリ結論から言います。
ヨネダ2000を見て「面白くない」と感じるのは、あなたが「論理的で常識的な感覚」を持っている証拠です。
この記事では、なぜヨネダ2000がこれほどまでに「賛否両論」を巻き起こすのか、そのカラクリを徹底的に解明します。読み終わる頃には、あのモヤモヤがすっきりと晴れているはずですよ。
ぺったんこ~ぺったんこ~の何が面白い?

何が面白いのかわからないけど笑っちゃた!と言われるのが一番のほめ言葉です!
ネット上の声をリサーチすると、ヨネダ2000に対して否定的な意見を持つ人には、明確な共通点があることがわかりました。これは単なる悪口ではなく、もっともな意見ばかりです。
1. 「意味」を理解しようとしているから
漫才の基本は「会話」ですよね。ボケに対してツッコミが訂正し、そこに笑いが生まれます。しかし、ヨネダ2000のネタ(特に『餅つき』など)には、意味なんてありません。
- 「なぜイギリスで餅をつくのか?」
- 「なぜそこまで必死なのか?」
あなたが真面目にストーリーや意味を追えば追うほど、脳が混乱を起こし、「わけがわからない=面白くない」という結論に至るのは当然の防衛本能なのです。
2. 「不快な音」として脳が処理している
「ぺったんこ~」「あい~」といった繰り返しのフレーズや高音の奇声。
これを「リズム」として楽しめる人と、「ノイズ(騒音)」として不快に感じる人に真っ二つに分かれます。特に、静かな環境を好む人や、聴覚が敏感な人にとっては、笑い以前に「ストレス」を感じてしまうケースが多いようですね。チャンネルを変えたくなるのも無理はありません。
3. 「笑いどころ」の提示がない
従来のお笑いには「ここが笑うところですよ」という合図(ツッコミ)があります。しかし彼女たちのネタは、ツッコミの愛(あい)さんが、ボケの誠(まこと)さんを止めるどころか一緒になって暴走します。
観客に「これ、笑っていいの…?」という迷いを生じさせるスタイルなので、親切設計のお笑いに慣れている人ほど、困惑してしまうのです。

じゃあ、なんでM-1グランプリで決勝に行けるの?審査員がおかしいの?
そう思いますよね。実は、彼女たちがプロから高く評価されるのには、「お笑い」の枠を超えた特殊な理由があります。
ターゲットは「脳」への直接刺激
ヨネダ2000を絶賛する人たちの意見を分析すると、ある事実が見えてきます。彼らは「ネタの内容」で笑っているのではなく、「トランス状態」を楽しんでいるのです。
| 評価されるポイント | 具体的な感覚 |
| 中毒性のあるリズム | 意味不明だけど、頭から離れない |
| 予測不能な展開 | 次に何が来るかわからないワクワク感 |
| 度胸と技術 | 舞台上でふざけ倒すメンタルの強さ |
音楽グループ「YMO(イエローマジックオーケストラ)」をモデルにしているという説もある通り、彼女たちのネタは漫才というより「テクノ音楽」や「前衛アート」に近いと言えます。
立川志らく師匠も「女芸人の武器を使わず、ナンセンスで勝負している」と、その「型破りなカッコよさ」を評価していました。つまり、「笑えるかどうか」よりも「新しい表現かどうか」という点で、玄人好みなのです。
「考えるな、感じろ」の世代間ギャップ
SNS上のファンの声を見ると、「意味わかんなくて好き」「ずっと見ちゃう」という意見が目立ちます。
TikTokやYouTubeのショート動画に慣れ親しんだ世代は、「文脈」よりも「瞬間的なインパクト」や「リズム」を重視する傾向があります。論理で笑いたい層と、感覚で楽しむ層。この断絶が、評価を二分している最大の要因でしょう。
ここからは、お笑い分析の視点からの独自予想です。ヨネダ2000は今後、純粋な漫才番組よりも、別のフィールドで爆発的な人気を得る可能性があります。
・Eテレ(教育番組)への進出
- 理屈抜きの動きとリズムは、子供たちに大ウケする要素が満載です。「意味がわからない」は、子供にとっては最高の褒め言葉ですからね。
・海外でのパフォーマンス
- 言葉の壁を超えたリズム芸は、日本よりも海外のオーディション番組で評価されるかもしれません。

上記のことから、ヨネダ2000は面白いと言っている人の共通点を考えてみます。
・笑いの理由を考えずに見る人
・数多くのお笑いネタをみてきている人
・自ら笑いどころを探せる人
・・・こういった共通点があるようです。
あとは、ヨネダ2000のネタが新鮮に感じる人。
逆に定番のお笑いを好む人にとっては、理解しづらいと感じることがあるかもしれません。
教科書がないお笑いネタを考えれるのは素晴らしいですよね!!
最後に、改めてお伝えします。ヨネダ2000を見て「面白くない」と感じたあなた。その感覚は、正常であり、健全です。
- 面白くない派 = 言葉の意味や論理を大切にする「知性派」
- 面白い派 = 音やリズムを感覚的に楽しむ「感性派」
たまたま「好みのジャンル」が違っただけ。パクチーが嫌いな人がいてもおかしくないように、ヨネダ2000が苦手でも何の問題もありません。
無理に理解しようとせず、「ああ、世の中にはこういう変な世界もあるんだな」と、動物園の珍獣を見るような気持ちでスルーするのが、一番の精神衛生対策ですよ(笑)。
ふわふわ
