ふわふわ 
超エリート一家！
父親は元内閣総理大臣の小泉純一郎氏
数々のドラマや映画で活躍されて、お茶の間でも人気の俳優、小泉孝太郎さん。
その爽やかで親しみやすいキャラクターで、老若男女問わず愛されていますよね。
エリート一家で順風満帆に育ったと思いきや、実は意外な一面も持っているのです。
小泉孝太郎さんは大学を中退しているという経験をお持ちです。
今回は、小泉孝太郎さんが
なぜ、大学中退になったのか？
知られざる学生時代や、俳優を志した背景について、詳しく見ていきましょう。
小泉孝太郎さんの新たな魅力を発見できて見方が変わるはず！
1978年、神奈川県横須賀市に生まれた小泉孝太郎さん。
父は言わずと知れた、後の内閣総理大臣となる小泉純一郎氏、
弟は政治家の小泉進次郎氏という、まさに政治家一家の環境で育ちました。
幼い頃は、警察官に憧れを抱く、どこにでもいるような少年だったといいます。
そんな小泉少年に大きな影響を与えたのが野球でした。
小学校4年生から野球を始めて、ポジションはサード、
甲子園出場を夢見るスポーツ少年として、青春時代を過ごされたそうです。
しかし、その道のりは決して平坦なものではありませんでした。
厳格な父・純一郎氏の教育方針のもと、小泉孝太郎さんは高校卒業まで、
お年玉はわずか500円だったそうです。
「500円で何ができるか考えなさい」という純一郎氏の厳しい言のなかで
質素倹約を旨とする小泉家の教えの中で成長していきました。
一方で、勉強にも意外な才能を見せていました。
高校時代は野球中心の生活でしたが、持ち前の集中力の高さから、
英単語テストでは学年トップの成績を収めていたというエピソードもあります。
まさに文武両道の片鱗を見せていたことが伺えますね。
このように、超がつくほど恵まれた家庭環境ながらも、
厳しい父のもとで、野球に打ち込み努力を重ねた少年時代だったようです。
高校時代は野球一筋だった小泉孝太郎さん。
腰痛により、甲子園の夢を諦めざるを得なかったものの、挫けずに勉学にも励んでおられました。
高校卒業後は、系列である関東学院大学への内部進学という選択肢もありました。
しかし、小泉孝太郎さんは、そこから2年間の浪人生活という、異なる道を選択します。
当時の心境を
大学に進んで、就活して・・・・・という決まったレールから一呼吸置きたかったんです。
と語っておられる小泉孝太郎さん。
周囲が当たり前のように進学していく中で、一度立ち止まり、
自分の人生についてじっくり考えたいという思いがあったのでしょう。
そして、2度の受験を経て、小泉孝太郎さんは
日本大学経済学部II部（夜間部）への進学を決意されます。
この選択は、多くの人にとって意外なものだったのではないでしょうか。
高偏差値で知られる関東学院大学とは異なり、日本大学経済学部II部の偏差値は45とされています。
なぜ、小泉孝太郎さんは、あえて日本大学経済学部II部を選んだのでしょうか？
そこには、彼なりの強い意志と、将来に対するビジョンがあったのかもしれません。
そして、大学生活の中で、小泉孝太郎さんは俳優という夢を見つけることになります。
日本大学経済学部II部に入学した小泉孝太郎さん。
夜間部で働きながら学ぶ道を選んだのも、彼らしい選択だったのかもしれません。
大学時代は、解体現場や飲食店など、様々なアルバイトを経験されたそうです。
しかし、心のどこかでは、俳優への憧れを捨てきれずにいました。
幼い頃に見た映画「E.T.」がきっかけで、俳優という職業に魅力を感じていたのです。
そして、大学在学中にオーディションに挑戦し始めます。
そんな中、転機が訪れます。
父・純一郎さんから「政治家以外の道に行きなさい。ほかに夢中になれることを探しなさい」と、
意外な言葉をかけられたのです。
政治家一家に育ちながらも、俳優という夢を後押ししてくれた父の言葉。
それは、小泉孝太郎さんにとって、大きな決断を促すものだったに違いありません。
そして、小泉孝太郎さんは、その言葉で大学を中退。
本格的に俳優の道へ進むことを決意されました。
2浪してまで入学した大学を辞めるという決断は、決して簡単なものではなかったはずです。
「無駄に大学の4年間を過ごすんだったら、行かなくてもいい。やりたいことがあれば挑戦すればいい。」
という純一郎さんの言葉を胸に、小泉孝太郎さんは、自分の夢に向かって、力強く歩み始めたのです。
2001年、父・純一郎氏の首相就任という
華々しいスポットライトの中で芸能界デビューを果たした小泉孝太郎さん。
サントリー「ダイエット生」のCM出演で注目を集め、
その後は、ドラマ「狂った果実2002」で初主演まで飾ります。
持ち前の爽やかさで、たちまち人気俳優の仲間入りを果たしたかに見えました。
しかし、その胸の内は決して穏やかではなかったそうです。
「横須賀の小泉」という、偉大な父の存在。
周囲からも好奇の目に晒されながらも、小泉孝太郎さんは
「自分の人生を歩みたい」
「“小泉孝太郎”になりたい」
という強い思いを抱いていたのです。
大学を中退したことも、世間では様々な憶測を呼びました。
「政治家一家なのに学歴がないのは意外」
「勉強ができなかったのか？」
といった批判めいた声もあがりました。
でも小泉孝太郎さんは、決して学業をおろそかにしたわけではありませんでした。
高校時代は、野球に打ち込みながらも、英単語テストでは常に学年トップの成績を収めるなど、
文武両道で優秀な生徒としての一面も持ち合わせていたのは確かな事実なのです。
大学中退は、決してネガティブな選択ではなく、
俳優という夢を掴むための、彼なりの決断だったのです。
そして、その決断を後押ししてくれたのは、他でもない父・純一郎氏の言葉でした。
無駄に大学の4年間を過ごすんだったら、行かなくてもいい
やりたいことがあれば挑戦すればいい
孝太郎の人生だからやってみなさい
父の言葉通り、小泉孝太郎さんは、その後も俳優として、そして「小泉孝太郎」として、
自分自身の人生を歩み続けておられます。
彼の爽やかな笑顔の裏には、苦悩や葛藤を乗り越えてきた、強い意志が秘められているのです。
「偉大な父」の存在、そして世間からの大きな期待。
小泉孝太郎さんは、常にその重圧と向き合いながら、俳優としての道を歩んでこられました。
・関東学院大学内部進学は蹴る
・日本大学経済学部Ⅱ部（夜間）を中退
・父親から自由に生きていいと許可をもらう
大学生活の中で俳優という夢を見出し、父の言葉を胸に、中退という道を選ばれました。
小泉孝太郎さんの選択は、世間一般の価値観からすると、意外なものだったかもしれません。
しかし、彼にとってそれは、決して「遠回り」ではなく、自分自身と向き合い、
本当に大切なものに気付かせてくれる、かけがえのない時間だったのではないでしょうか。
小泉孝太郎さんのように、自分らしい生き方を見つけて力強く歩んでいきたい。
彼の選択は、そんな勇気を与えてくれるのではないでしょうか。
