大物芸人の愛車といえば、ベンツやポルシェといった数千万円クラスの高級新車を思い浮かべる方が多いのではないでしょうか。 しかし、お笑いコンビ・ダウンタウンの浜田雅功さんの愛車事情は、世間のイメージとは少し異なります。
MBSラジオ『ごぶごぶラジオ』にて、浜田雅功さん本人の口から「社用車以外、個人では全部中古」という驚きの事実と、これまでの愛車遍歴が語られ、車好きやファンの間で大きな反響を呼んでいます。
本記事では、ラジオでの公式発言と当時の時代背景、さらには自動車市場のデータを掛け合わせ、以下のポイントを客観的な視点で徹底解説します。
- 初代1万円のスターレットから上京時までの愛車時系列
- 激レア車「日産セドリック インパル630R」の驚きのスペックと希少性
- なぜ浜田雅功は新車ではなく「中古(旧車)」にこだわり続けるのか
当時のダウンタウンの懐かしいエピソードとともに、旧車ならではの魅力と、リアルな維持の難しさ(デメリット)もあわせて深掘りしていきます。

まずは、今回の『ごぶごぶラジオ』で浜田雅功さんが明かした「初代から東京進出時(3台目)まで」の愛車遍歴を一覧表で整理しました。
【表】浜田雅功の歴代愛車遍歴と当時のエピソード(大阪時代編)
| 購入時期・年齢 | 車種・モデル名 | ボディカラー | 入手価格(推定) | 当時のエピソード・背景 |
| 19歳頃 | トヨタ・スターレット | シルバー | 約1万円(中古) | 知人から譲り受けた初代。マフラーが破れて爆音が鳴っており、約半年で寿命を迎えた。 |
| 20代前半 | トヨタ・マークII | ワインレッド | 不明(初ローン) | 大阪球場(現・なんばパークス)の中古車フェアで購入。軍団メンバーから「ローンが組めた」と驚かれた。 |
| 東京進出時 | 日産セドリック インパル630R | 黒 | 不明(中古) | 星野和義氏チューニングのシリアルナンバー入り限定車。大阪で探して苦労して入手し、上京時も持ち込んだ。 |
大物芸人への階段を駆け上がるダウンタウンの軌跡と、車のグレードアップが見事にリンクしているのがわかります。 次項から、それぞれの車種にまつわる深いエピソードを紐解いていきましょう。
1台目&2台目:極貧時代の1万円スターレットと初ローンのマークII
浜田さんが19歳頃(1983年〜84年頃)に初めて手にしたマイカーは、トヨタのコンパクトカー「スターレット」(色はシルバー)でした。
驚くべきはその価格で、知人伝いにわずか1万円で購入したといいます。しかし、極端に安い激安中古車には必ず相応のデメリットが存在します。 浜田さん自身も「マフラーが破れてて、ずっとバリバリバリって音がしてた」と語る通り、わずか半年で廃車(寿命)という結末を迎えました。旧車や激安車は初期費用を抑えられる反面、修理費や耐久性に大きなリスクを伴う典型的な事例と言えます。
続いて2台目となったのが、トヨタの名車「マークII」(色はワインレッド)です。 購入場所は、なんば花月の出番の合間に立ち寄った大阪球場(現在のなんばパークス)で開催されていた中古車フェアでした。
当時のダウンタウンは、大ブレイクのきっかけとなる伝説の番組『4時ですよーだ』(1987年放送開始)が始まる前の下積み時代。
しかし、この車で浜田さんは自身初となるローンを組んでいます。まだ収入が不安定だった若手芸人が車のローンを通したことに対し、当時の軍団メンバーから驚きの声が上がったというエピソードからは、芸人として少しずつ売れ始めていた「夜明け前」の熱気が伝わってきます。
3台目:激レア!日産セドリック「インパル630R」とは?
そして、ダウンタウンがいよいよ東京進出を果たす際(1989年頃〜)の愛車として登場するのが、車好きを唸らせる日産セドリックの「インパル630R」です。色は黒。
この車は単なる高級車ではなく、「日本一速い男」と称された元レーシングドライバーの星野和義氏率いる「ホシノインパル」が手掛けた特別なコンプリートカー(チューニングカー)です。
客観的な自動車史のデータから見ても、この車には以下の強烈な特徴があります。
- 圧倒的な希少性
セドリックとグロリア合わせて数百台規模でしか生産されず、ダッシュボード等にシリアルナンバーが刻印された完全限定モデル。 - エアロダイナミクスを追求した専用設計
専用のエアロパーツやサスペンションが組み込まれており、ノーマルのセドリックとは一線を画す走行性能と重厚感を持つ。
当時の大阪の中古車市場には出回っておらず、浜田さんは手を尽くしてなんとかこの限定車を探し出したと語っています。
大御所タレントが「誰もが知る最新の高級外車」に乗るのとは全く意味合いが異なり、「名チューナーが手掛けたシビアな限定仕様車を、あえて探し出して乗る」という非常にマニアックで強いこだわりが垣間見えます。
しかし、このようなチューニングカーや旧車を維持するには、純正部品の枯渇や専用メンテナンスの専門知識が必要となるため、維持費や手間の面では新車に比べて圧倒的に不利(デメリット)です。 それでもこの車をわざわざ東京へ持ち込んだという事実から、浜田さんの「モノに対する深い愛着」と「独自のデザインへの審美眼」が読み取れます。

今回のラジオ放送で最もリスナーを驚かせたのが、「僕、新車で買ったの1台もないです」「個人では全部中古なんです」という浜田さんの発言です。(※仕事の現場に向かう社用車のみ新車であると言及)
日本トップクラスのMCとして莫大な収入を得ているはずの大物芸人が、なぜあえて手間のかかる「中古(旧車)」にこだわり続けるのでしょうか。そこには、単なる車選びを超えた確固たる美学が存在します。
大物芸人=高級新車のイメージを覆す独自のこだわり
昨今のお笑い界では、YouTubeなどで「若手〜中堅芸人が数千万円のメルセデス・ベンツ(Gクラス)やポルシェを新車で購入する」といった企画が定番化しています。しかし、浜田さんはそうした分かりやすいステータスシンボルには目もくれません。
自動車業界の市場データと過去の言動を分析すると、浜田さんが旧車を愛する理由には以下の傾向が見えてきます。
1980〜90年代の直線的でアナログなデザインへの愛着
- 現代の流線型で電子制御された車にはない、当時の「角張った無骨なフォルム(通称:カクカク車)」を好む傾向があります。
「ヴィンテージ(古き良きもの)」を愛するライフスタイル
- 私服でもヴィンテージのリーバイス(デニム)やアメカジを愛用しており、「歴史やストーリーを持つ古いモノ」に対する審美眼が車選びにも反映されています。
ただし、旧車を所有・維持することは決して容易ではありません。これから中古の旧車購入を検討している方は、以下のメリットとデメリットを冷静に比較する必要があります。
【比較表:最新の高級新車 vs 旧車のメリット・デメリット】
| 比較項目 | 高級新車(最新モデル) | 中古の旧車(80〜90年代) |
| メリット | 故障リスクが極めて低く、自動ブレーキなど最新の安全装備が充実。 | 他人と被らない圧倒的な個性。希少モデルは資産価値が下がりにくい。 |
| デメリット | 購入後、年数経過とともにリセールバリュー(売却価格)が下落しやすい。 | 税金の割増(13年経過超)、純正パーツの枯渇、頻繁な修理費用の発生。 |
旧車は「乗る時間よりも修理工場に入っている時間の方が長い」と言われるほど手間がかかります。それでも浜田さんが中古の旧車を選び続けるのは、ステータスではなく「心から惚れ込んだモノを長く愛でる」という強いこだわりの表れと言えるでしょう。

今回の放送では、東京進出時の「日産セドリック インパル630R」まで語られたところで時間切れとなりました。 読者やファンが最も気になる「4台目以降の愛車(そして現在のプライベートカーは何か?)」については、次回の大阪編として持ち越しとなっています。
気になる次回の放送スケジュールと視聴方法は以下の通りです。
- 番組名: MBSラジオ『ごぶごぶラジオ』
- 放送日時: 毎週日曜日 午後9時00分〜
- 視聴方法: AM/FMラジオ、またはスマートフォン・PCの「radiko(ラジコ)」
- 見逃し配信: radikoの「タイムフリー機能」を利用すれば、放送後1週間以内であればいつでも過去の放送を遡って聴取可能です。
ラジオならではの、テレビでは語られないリラックスした「浜田雅功の素顔」を知りたい方は、ぜひ次回のタイムフリー配信をチェックしてみてください。

最後に、この記事を読んだ方が追加で気になりやすい「3つの疑問」について、客観的なデータに基づいて簡潔に回答します。
- 浜田雅功の「現在のプライベートの愛車」の車種は何?
- 今回の放送時点では未発表ですが、次週以降のラジオで明かされる可能性大です。 仕事用の移動車(社用車)は新車のミニバン等(トヨタ・アルファードやセンチュリー等)であることが多い芸能界ですが、浜田さんが現在プライベートで自らハンドルを握っている「中古車」の正体は、次回の放送で最も注目されるポイントです。
- 3台目の愛車「インパル630R」は、現在の中古市場でいくらで買える?
- 希少すぎて市場に出回らず、「ASK(応相談)」となるプレミア価格です。 ベースとなっているY30型セドリックの一般的な中古相場は現在【約150万〜300万円】で推移しています。しかし、星野和義氏が手掛けたシリアルナンバー入りの「インパル630R」となると極めて希少であり、中古車情報サイト等に掲載されても価格が表示されない「ASK(数百万円以上のプレミア価格)」扱いになるのが通例です。
- 浜田さんがマークIIを買った『4時ですよーだ』ブレイク当時の年齢は?
- 23歳〜24歳頃です。 浜田雅功さんは1963年5月生まれ。関西で社会現象を巻き起こした『4時ですよーだ』の放送がスタートしたのが1987年4月であるため、まさに20代前半の若手時代。ローンを組んでマークIIを買ったというエピソードは、スターダムにのし上がる直前のリアルな青春の1ページと言えます。
ふわふわ 