加齢による体力減退。。。
40代・50代後半に差し掛かり、体力の衰えを感じていませんか?
若い頃のように無理がきかなくなってきたなあと感じる人も多いはずです。
俳優の宍戸開さんは、まもなく60歳を迎えます!
しかし今もなお、その年齢を感じさせない、引き締まった肉体を維持されています。
精力的に俳優業をこなしながら、趣味のサーフィンにも熱中されています。
宍戸さんはなんと週に7日間もトレーニングを行い
宍戸開式トレーニング法とは?
今回は、そんな宍戸さんの若さの秘訣に迫ります。
サーフィンの全日本選手権に挑戦する予定なのだそう
宍戸さんは、「サーフィンに関係なく、トレーニングはずっと続けている」と言い切っておられます。
まず、筋トレを習慣化されているそうです。
週2回はパーソナルトレーナー付トレーニング
残り5日間は自らジム通い
※毎日最低3時間のトレーニング
これだけのメニューをこなしているというから驚きです!
一般的なジムの平均滞在時間が1時間程度と言われる中で、宍戸さんのストイックさがうかがえますね。
では、一体どんなトレーニングメニューをこなしているのでしょうか?
【パーソナルトレーニング】(週2回)
具体的なトレーニング内容は明らかにされていませんが、専門家の指導のもと、
効率的かつ効果的に身体を鍛えていると推測できます。
【ジムでのセルフトレーニング】(週5回、3時間)
宍戸さんは、ジムでのトレーニングを、以下の3つのパートに分けているそうです。
1.ストレッチと自重トレーニング (1時間)
2.マシンを使った筋トレ (1時間)
上半身の日:胸、肩、背中を中心とした4〜6種目
下半身の日:下半身を中心とした4〜6種目
3.サウナ (1時間)
特徴的なのは、「その日その日で本能的にいいと思える範囲をやる」という点です。一般的な「10回×3セット」といった固定概念にとらわれず、その日の体調や気分に合わせて、トレーニング内容を柔軟に変えているそうです1。
年を取ってくると、ただがむしゃらに鍛えることだけが体を発達させたり技術を高めたりするんじゃないことがわかってきますね!
長年の運動経験から培われた独自のトレーニング哲学を持っていることがうかがえます。
宍戸さんのトレーニングで特徴的なのは、「本能的に鍛える」という考え方です。
これは、単に決められたメニューをこなすのではなく、
その日の体調や感覚を重視し、トレーニング内容を柔軟に変えていかれるというものです。
そして、この考え方の根底にあるのが「緊張脱力」という理論です。
宍戸さん自身は
筋肉隆々にしたいわけじゃなくて『緊張脱力』っていうのかな。
筋トレによって緊張と脱力を繰り返すことで、病気や怪我が防げると僕は考えています。
【医療の専門家視点】
一般的に、運動不足は血行不良を引き起こし、肩こりや腰痛、むくみ、冷え性などの原因になるといわれています。
また、免疫力の低下にも繋がり、風邪などの感染症にかかりやすくなる可能性もあります。
その点、宍戸さんのように、筋トレによって筋肉を動かすことは、血液循環を促進し、健康維持に役立つと考えられます。
【トレーナーの視点】
「緊張脱力」を意識したトレーニングは、体力向上だけでなく、怪我の予防にも効果が期待できます。
例えば、筋肉が緊張した状態が続くと、筋肉や関節に負担がかかり、怪我に繋がるリスクが高まります。
一方、トレーニング中に意識的に筋肉を脱力することで、筋肉の柔軟性を高め、関節の可動域を広げることができます。
宍戸開さんが実践されている「緊張脱力トレーニング」は、特別な器具や環境がなくても、
誰でも日常生活に取り入れることができます。
ストレッチ:
デスクワークの合間などに、肩や首を回したり、腕を伸ばすなどの簡単なストレッチを行いましょう。筋肉の緊張を和らげ、血行促進効果も期待できます。
ウォーキング:
正しい姿勢で歩くことを意識することで、全身の筋肉をバランスよく使うことができます。
深呼吸:
息をゆっくり吸って吐く深呼吸は、自律神経を整え、リラックス効果をもたらします。
ポイントは、決して無理をせず、自分のペースで行うことです。宍戸さんのように、自分の体と対話し、 “心地よい” と感じる方法で体を動かしてみましょう。
宍戸さんは、中学2年生からサーフィンを始められたそうです。
それから、45年間サーフィンを愛し続けています。
俳優として多忙な日々を送りながらも、サーフィンへの情熱は冷めることなく、
60歳という節目に全日本選手権への挑戦を決意されました。
なぜ、宍戸さんはそこまでサーフィンに惹かれるのでしょうか?
彼の言葉から、その魅力を探ってみましょう。
日常から離れ、自然と一体になれる時間
宍戸さんは、サーフィンについて
海に2時間いたとしても、せいぜい波に乗れる時間は30秒もない世界。1回の波で5秒乗れればラッキーな方
と語っています。
しかし、だからこそ
まれに、チューブに入れることもあり、母親の胎盤に包まれたようなスローモーションの世界を体験できる瞬間がある
とも語っておられます。
恐怖を乗り越えた先に得られる達成感
海外の海で、6~8フィートを超えるような波に乗ることもあるという宍戸さん。
めちゃくちゃ怖い。ビビって漏らすこともしょっちゅう(笑)」でも、その恐怖に打ち勝つのが、また快感なんですよね!
と語っておれます。
俳優業にも通じる、挑戦し続ける姿勢
宍戸さんは、俳優業もサーフィンも「大きな波に挑むようなもの」だと考えておられるようです。
大御所俳優との共演や、未知の波への挑戦。
どちらも彼にとって、緊張感と恐怖を伴う。
しかし、だからこそ、乗り越えた先に大きな喜びが待っている、かけがえのない経験だと語っておられます。
やっぱり、僕が戻る場所は海なんです
そう語る宍戸さんの言葉からは、45年間もサーフィンを愛し続ける理由。
そして、年齢を重ねても挑戦を続ける姿や自然への畏敬の念。
そして、自分自身の限界を超えようとする強い意志が感じられますね。
宍戸開さんといえば、その精悍な顔立ちと確かな演技力で、多くのファンを魅了する俳優です。
彼が45年以上もサーフィンを愛し、人生の大きな部分を共に歩んできたことを知る人は意外と少ないです。
宍戸さんとサーフィンの出会いは、中学2年生の頃。
スキー仲間に「サーフィンとスキーは似ている」と誘われたことがきっかけでした。
生まれつき持ち合わせていた抜群の運動神経は、サーフィンにおいても遺憾なく発揮され、
すぐに波に乗れるようになったといいます。
それ以来、宍戸さんは、東京・国立の学校と、神奈川・辻堂の海を行き来する日々を送るようになりました。
高校・大学時代も、夏はサーフィン、冬はスキーという生活を送っていたそうです。
まさに青春時代を波と共に過ごした宍戸さん。
俳優デビューのきっかけも、サーフィンを続けるためだったというから驚きです。
その後、俳優として多忙な日々を送る中、国内外問わず、撮影の合間を縫ってサーフィンを楽しんでおられます。
特に印象的だったのは、海外の6~8フィートもの巨大な波に乗った時のことだそうです。
そのスリルと達成感は、陸の上では決して味わえないものだったと言います。
そして2026年には、宍戸さんは60歳という節目になります。
サーフィンの全日本選手権「カフナ」への挑戦を決意します。
過去に2回戦敗退を経験しているという全日本選手権。
今回は「まずは東京予選通過を目指す」と、静かな闘志を燃やされています。
大会では、長年愛用しているという、サーフボードブランド
「JUSTICE SURFBOARD」のシェイパー・田嶋さんによるカスタムボードを使用するのでしょうか。
50歳を超えてからますます、アグレッシブなライディングを見せる宍戸さん。
俳優として、そしてサーファーとして、更なる高みを目指し挑戦を続ける彼の姿に、これからも目が離せません。
サーフィン歴45年以上を誇る俳優・宍戸開さん。
サーフィンを通して出会った仲間たちとの強い絆がありました。
サーフィンを通じて多くの人と出会い、交流を深めてこられています。
プロサーファーの川畑邦宏さんとは10代の頃から大会を共に転戦した仲でもあります。
現在でも一緒にサーフィンを楽しむ様子がブログで紹介されています。
また、俳優業においても、サーフィンが繋いだ縁は少なくありません。
2019年には、岩手県洋野町で、テレビ番組の撮影で訪れた宍戸さんと地元サーファーとの交流がありました。
早朝からの撮影にもかかわらず、宍戸さんは気さくにサーフィンや会話を楽しみ交流されていました。
こうしたエピソードからも、宍戸さんがサーフィンを通して、
世代や立場を超えた多くの人々と心を通わせてきたことがうかがえます。
宍戸さんにとってサーフィンとは、単なる趣味ではなく、
人生を豊かに彩る大切なコミュニケーションの場なのかもしれません。
還暦を間近に控えながら、俳優として、そしてひとりの人間として、常に挑戦を続ける宍戸開さん。
彼は、サーフィンを通して人生の喜びを体現してくれています。
週2回はパーソナルトレーナー付トレーニング
残り5日間は自らジム通い
※毎日最低3時間のトレーニング
週に7日ものトレーニングを行う宍戸さんですが、決してストイックになりすぎることなく、
自身の体と対話し「本能的に」鍛えることを大切にされているそうです。
宍戸さんの生き方は、年齢を重ねることを恐れるのではなく、むしろ、豊かな経験を積み重ねることで、
更なる挑戦へと導くものであることを教えてくれているような気がします。